ミカバマルセージャ 【風味】 ベイベ！ すっっごく美味しい！紫蘇や桜のような印象的な酸味がグッとあってキュン！！！ チェリーヒーリングやプラムリキュールのように、甘くて濃くて強いフルーツの主張。赤くてハイビスカスのような派手なフローラル。グァバのようなユニークな風味のフルーツとチョコレートを一体にさせたような。 すっごく美味しいやつ！ 【農園】 ケビンというナイスガイは、親父とコロンビア中を旅してこの土地に巡り合った。 マルセージャという土地は小さくて牧歌的。都心から車でチョチョイと来たところ。 ケビンと親父はもともとミミズを育てていた土地を買い取って農園にした。 土をほじくると簡単にミミズが見える。 土地が肥沃なのである。 この栄養たっぷりリッチな土地で育ったコーヒーたちは、プリップリ。 お屋敷に隣接したビニールハウスの中に、たくさんのアフリカンベッドが並ぶ。 換気を良くするためにネットを張った木の2段ベッド(実際には5段) 天井にはでっかい扇風機が通気を良くしている。 水分値の高い、収穫したてのチェリーは一番上で太陽光と共にガッツリ乾かす。乾燥具合に応じて下の段、日陰に下ろしていき、機械乾燥で仕上げもする。 【品種】 ゲイシャ ジャスミンやカモミールなど、美しいハーブっぽいお花の風味が特徴。 ナチュラルプロセスのゲイシャは赤いお花の風味。 【発酵】 カーボニックマセレーションナチュラル。 コーヒー発酵の際に二酸化炭素を添加してタンクで発酵させる。 酸素が大好きな微生物が入り込めない環境で発酵を促す。二酸化炭素があっても平気な微生物の発酵により、独特の風味を生む。 発酵の際の温度が高いと発酵がたくさん！温度が低いと発酵はゆっくり。 農園ごとの発酵レシピで、風味をコントロールする。 【焙煎】 とっても水分値が高い印象。ハゼが来るのが早いので、中後半の火力コントロールを適切にケアしてあげる。釜上げの瞬間は幸せ。もう美味しい香りがブワッと来る。 【抽出】 ゲイシャのナチュラルらしい柔らかめの豆。 細かすぎず、粗すぎず、適正メッシュで適正抽出しましょう。 後半のお湯の抜けが早いので、細く細く、丁寧に注ぎましょう。