【Colombia El Diviso 3品種セット】 世にも珍しいエルディビソ3品種セットのリリース！！ アシッドでの大人気農園 エルディビソの ・タビ ・ジャバ ・レッドブルボン という3つの品種が楽しめるセットです！！ 〘タビ〙 甘さとユニークさの塩梅が絶妙！個性派！ 温かいうちはほんのりトロピカルなフレーバーとアプリコットリキュールのような甘い香り。 液体そのものの甘さ、ボディの重さを感じるので「本当にウォッシュト？」と思ってしまう。流石はディビソ。 そこから段々と温度が下がっていくにつれてルイボスティーのような爽やかな旨み。 アフターテイストは抹茶。めっちゃ明確に抹茶。 タビ×ソフトウォッシュトのユニークな一品！ -TASTE- Apricot Liqueur Rooibos Tea Matcha -PROCESS- Washed -VARIETY- Tabi -ALTITUDE- 1,800m 〘ジャバ〙 パキッと明瞭な酸！キレイ系！ 淹れたてすぐはレモングラスのようなハーブ感。 甘さもあるけど、グリーンアップルのようなキレイな優しい酸味が心地良い。 冷めるにつれてライムのフレーバーとライチのような甘さが出てきます。 もっと冷めてくるとだんだんとオレンジジュースのような爽快さ。 ジャバっぽいスパイシーさはそれほどないけど、めっちゃフルーティなコーヒー！ -TASTE- Lemongrass Lime Green Apple -PROCESS- Washed -VARIETY- Java -ALTITUDE- 1,800m 〘レッドブルボン〙 バランスのとれた甘さと酸味！王道系！ 温度が高いうちは真っ赤なリンゴのような柔らかい酸とシガーのような芳醇さ、そしてチョコレートのような滑らかな質感。 温度が下がってくると段々とシトラスフレーバーにシフト。 熟したオレンジのような優しい甘さと酸味が楽しめます。 すごくフルーティーなわけではないけど、じんわり美味しい感じ。 -TASTE- Chocolate Orange Cigar Marco Polo -PROCESS- Washed -VARIETY- Tabi -ALTITUDE- 1,800m 【El Diviso農園 とは】 アシッドでも度々取り扱っているエルディビソ。 2022年のワールドバリスタチャンピオンシップ優勝者が使用したことで一躍世界で有名になりました。 エルディビソはコロンビア南西部のHUILAにある山脈地帯に位置する農園。 1,800ｍという高い標高は朝晩の寒暖差を生み、寒暖差の大きい土地ではコーヒーがゆっくりと生育することにより豊富な有機酸と甘みを蓄えることができます。" 【エルディビソのウォッシュト】 エルディビソのウォッシュトは、多くのロットで”ソフトウォッシュト”というプロセスを採用しています。(全部ではないらしい) ソフトウォッシュトとは、収穫したチェリーにイースト菌を散布して24~48時間好気状態で事前発酵処理をし、その後通常のウォッシュト処理を行うものだそう。 品種やロットごとに散布する菌の種類、発酵時間をコントロールすることで”ディビソの味”が出来上がるというコト！ ちなみに今回のロットはソフトウォッシュトという、ウォッシュトの一種。 クラシックウォッシュトとはちょっと違うけど、一応ウォッシュト！ 【それぞれの品種について】 ・タビ種 とは 品種としての味はキレイめな酸があり、マイルドなコクがあるそうな。 2000年代始め、コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)の研究機関Cenicafeが病害虫耐性獲得のためにティピカ、ブルボンなどとハイブリッドティモールを5世代にわたり交配した“Tabi”種を発表しました。 このタビという品種、樹の形状は在来種系に近く、遺伝的にも在来種系に近そう。ほぼ在来種では？ ちなみにTabiとはコロンビアの部族グアンビアノ族の言葉でgoodという意味らしい。 最近ちらほらコロンビアで見かけるようにまだまだ新しい品種のため、コロンビア全体の収穫量のなかでの生産量は依然少なく、単一品種お目にかかるのはまだ少し難しい。つまり、それなりにレア！ ただ、この品種自体に光った個性があるわけじゃなく、バランスよくて飲みやすいかな、くらい。 ・ジャバ種 とは 品種の味としてはスパイシーかつ甘みがあり、同時にレモンフレーバーを持ち合わせているとされています。 以前はティピカ系統の品種とされていましたが、最近のDNA解析の結果エチオピアの在来種を起源とすることが判明したジャバ。 1800年代、名前にジャバとある通り、インドネシアのジャワ島に当時植民地支配をしていたオランダ人がエチオピアから持ち込んだとされています。 サビ病や炭疽菌に対して高い耐性があるのに加え、小規模農園での栽培に適した植物特性をしているとされています。 長らくジャワ島のみで栽培されていましたが、20世紀中頃にカメルーンへ渡り、そこで病耐性注目され、20年以上に渡って品種選別が実施されました。 1980年代にカメルーンで商業生産が開始し、90年代の初めにフランス国際農業開発研究センター (CIRAD) の手によって中南米へ渡りました。 ・レッドブルボン種 とは ティピカ種と双璧をなす2大品種のうちの1種、大人気ブルボン種。 しかしこのブルボン種、亜種変異種がとてつもなく多いのです。 実の色によっていくつか種類があり、それぞれわずかに特徴が違います。 代表的なものだと a.レッドブルボン 　風味いい感じ。ちょっと青さが出るかも。 b.イエローブルボン 　風味いい感じ。レッドよりも青さが出にくい。 c.ピンクブルボン 　ブルボン種とは一線を画す風味。ちょっとゲイシャっぽい。ただし、酸味めっちゃ強い。 こういう特徴があったりします。 今回はaのレッドブルボン！ この価格帯でこんな面白い品種飲み比べセットなんて無いんじゃない？と思える、夢のようなセット！ コーヒービギナーはもちろん、中・上級者でも楽しめる内容になってるので、おうちで一気に淹れて飲み比べしてみよう！