【Panama Iris Enigma, Geisha - Carbonic Maceration Natural】 フィンカデボラを手掛けるジャミソン氏の農園！！ あのアイリスから華やかなマスカットフレーバー香るエニグマのリリースです！！ あのフィンカデボラを手掛ける敏腕プロデューサー、ジャミソン氏の手掛ける農園、アイリスから マスカットやパイナップルなどのフルーツフレーバー香るカーボニックマセレーションを入荷しました！！ 温かいうちはゲイシャナチュラルのようなオレンジブロッサムやラベンダーなどの優雅なフローラルフレーバーとマスカットのような甘酸っぱいフルーツフレーバー！！ 温度が下がるにつれて徐々にカーボニックマセレーション由来のトロピカルなニュアンスが顔を出し、パイナップルのようなフレーバーが楽しめます！ 以前リリースした同農園のIrisⅢはj発酵感バチバチ系カーボニックマセレーションナチュラルでしたが、こちらは上品に仕上げたカーボニックマセレーションナチュラル！！ 同一品種、同一プロセスでも様々なキャラクターを表現できるのがアイリスという農園！ ジャミソン氏の手腕の光る逸品！！ 【Iris とは】 アシッドでも以前から取り扱っているフィンカ・デボラ。 そのデボラを運営するジャミソン氏の所有するもう一つの農園、それがアイリス。 2016年ワールドバリスタチャンピオンシップ決勝にて、ジャミソン氏のつくるコーヒーを使用し優勝したことにより、ジャミソン氏の名は一躍有名になりました。 アイリス農園はパナマのキチリ、ボルカン地域に位置しています。 また、アイリスではアナエロビックナチュラルやカーボニックマセレーションなどの特殊な発酵プロセスを得意としており、どのロットも華やかで鮮やかな点が特徴です。 ちなみに今回のエニグマというのはアイリス独自のカテゴリーの一つ。 他にもシンメトリーやビビッド、アフターグロウなどのカテゴリーがあります。 今回もシンメトリーやビビッド、アフターグロウなど数あるロットをカッピングした結果、圧倒的スタッフ人気でエニグマをチョイス。 ローストもバッチリハマり、自信作です！ 【Carbonic Maceration Natural とは】 2015年のバリスタ世界チャンピオンのササ・セスティック氏がカーボニックマセレーションのコーヒーを使用し、優勝したことで一気に知名度を獲得したプロセス。 きちんと説明するとめちゃくちゃ長くなるのででわかりやすく説明すると コーヒーの実を収穫する ↓ 皮や果肉がついたままタンクの中に入れる ↓ 定期的に二酸化炭素を注入し酸素を追い出す←無酸素下で活動できる微生物だけが大活躍 ↓ 美味しいコーヒーの出来上がり！ こんな感じのプロセスです。 温度とpHを厳密にコントロールすることで多様なフレーバーを表現する事ができます。 ちなみにカーボニックマセレーションは元々ワインに使われていた発酵方法。 あのボジョレーヌーボーとかにも使われてるらしい！ 【様々なゲイシャ種】 エチオピアはゲシャ村のゲシャという品種を源流に持つゲイシャ種。 しかし一口にゲイシャと言っても、実はゲイシャも一枚岩ではありません。 ”ゲイシャ”と呼ばれるコーヒーには大きく分けて以下の4系統が存在します。 ・コスタリカ経由でパナマ等の中米へ渡ったゲイシャ 豆が大きく、面長な感じ いわゆるゲイシャらしいと言われるフローラルフレーバー、甘さを兼ね備えているのがこれ ・マラウィゲイシャ 1956年にマラウィへ渡ったゲイシャ パナマゲイシャとは全然違う品種 豆は小さくて丸い。でも、ちょっと面長 エチオピアっぽい味 ・1931ゲイシャ／ゴリゲシャ2011 ゲシャ村で原生品種から厳選された、(多分)わりと源流に近いゲイシャ パナマゲイシャのフローラル系ではなくエチオピアっぽいお味 ・耐サビ病ゲイシャ 耐サビ病品種として各国へ渡ったゲイシャ 情報が錯綜しすぎてて詳細不明 ゲイシャって色々あるんだなーっていうのがなんとなくわかってもらえたんじゃないかなと思います。 今、自分の飲んでいるゲイシャが一体どういうゲイシャなんだろうか、なんて考えながら飲むのもまた一興！ たくさん飲み比べて、違いを探してみてください！ -TASTE- Muscat Orange Blossom Pineapple -PROCESS- Carbonic Maceration Natural -VARIETY- Geisha -ALTITUDE- 1,850 - 2,300m どのロットを飲んでもプロセス技術の高さを感じさせてくれるアイリス。 そんなアイリスの中でも特にリッチさの光る上品なロット、エニグマ。 パナマゲイシャ好きには是非とも飲んでいただきたいAwesomeな仕上がりです！ 少量入荷です！！